がくちゃん♪
私は〝がくちゃん〟と言う、響きが大好きだ。
がくちゃんとは私が学童保育の指導員をしていた頃、
よくドッジボールをして遊んだ。
公園でこども達と遊んでいると、
学校帰りのがくちゃんが通る。
「あとで来るわ!」
がくちゃんはいったん、ランドセルを置きに家に帰る。
本当はそのまま、
仲間に入りたかったろうけど、
私もそのまま一緒に遊びたかったけれど、
一応、大人だから、
「カバン置いてからおいで(^0^)」
と言う。
がくちゃんはとっぽい格好が好きだけど、
気持ちの優しい、
笑顔がそれはそれは可愛らしい子だった。
私はその笑顔が大好きで
プクプクした見た目も大好きで、
そして、
『がくちゃん♪』
と呼ぶのが大好きだった。
ときどきすねてたけど、
いまでもやっぱり笑顔ばかりが思い浮かぶ。
がくちゃんはとても親孝行で
長男のがくちゃんは
弟達の面倒をとてもよくみていた。
小学生で、
ミルクを飲ませるのも、
おむつ換えもお手ものだった。
保育園の送り迎えもしていた。
中学を卒業し、
しばらく顔をみれない時期が過ぎ、
すこし寂しかったが
また小学校の運動会で顔を見れるようになった。
他県で働いているがくちゃんだが
弟の運動会にはちゃんと応援に来る。
私や主人をみつけると声をかけてくれる。
あの人懐こい笑顔で・・・(*^^*)
先日もがくちゃんは
中学生になった、
当時は保育園に送り迎えをしていた弟と一緒に、
修学旅行から帰ってきた小学生の弟のお迎えに
小学校にやってきた。
その翌日の朝、偶然、
また兄弟を保育園に送った帰り、
自販機でタバコを買っている、
がくちゃんに会った。
「がくちゃんは本当に偉いね(*^^*)」
声をかけた私にみせた嬉しそうながくちゃんの笑顔は
昔とちっとも変わっていない。
染めた髪、
思いっきり下げパン、
大人になった体格、
でも、笑顔はあどけなく小学生のまま(*^^*)
がくちゃんと会うととっても嬉しくなる。
だけど、ちょっぴり、寂しさを感じた瞬間があった。
それは話していて
がくちゃんから私の知らない方言やなまりが出た時。
〝あー・・遠いところで働いているんだなぁ・・・。〟
そう思うと嬉しかった気持ちに
一筋の冷たい空気が流れたような・・・
寂しさを感じて複雑な思いがした。
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